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2006年04月28日

●ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ: ある子供

ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ: ある子供(シネモンド)

上映時間の関係でなかなか観に行くことができなかったが,本日が金沢での上映最終日ということで,どうしても観たくなり,仕事を半日お休みして,朝10時から劇場に駆けつけた.その価値は十分にある,よい映画だったと思う.音楽はほとんどなかった.あるいは,まったくなかったか?でも,画面だけで十分に観続けさせた.むしろ,下手な音楽は邪魔だっただろう.

上映半ばで,携帯の画面を見続けている人がいた.一瞬ならともかく,3分ぐらいも続き,光が気になったので,我慢できずに注意してしまった.せっかく映画を観にきているのだから,そういうことはやめてほしいと思う.パンフレットが売り切れで変えなかったことも含め,せっかくよい映画だったのに,ちょっと残念でした.

2006年04月27日

●パリところどころ

パリところどころ(シネモンド)

パリのさまざまな場所を舞台として撮られた,いわゆるヌーヴェル・バーグの監督らによる短編集.以前に観ているはずなのだけど,まったく記憶になくて,新鮮だった.ゴダールやロメールなど,いまや70や80歳を越えた大御所なども,やっぱり,若々しいというか,瑞々しいというか.


2006年04月23日

●お茶ないしコーヒーの糖尿病予防効果

お茶やコーヒーを多く飲む人は,あまり飲まない人に比べて,糖尿病になる確率が低いそうです.これは,お茶やコーヒーに含まれるなんらかの成分が糖尿病予防に効果を持っているのか,それともコーヒーやお茶を飲む人になんらかの特徴があるのでしょうか.いずれにしても,コーヒーやお茶は毎日かなり飲んでいるので,糖尿病が多い家系の出身者としては,希望の持てる研究成果でした.

●進藤 雄三: 近代性論再考

パーソンズのモダニティ分析について検討されている.

近代性論再考―パーソンズ理論の射程近代性論再考―パーソンズ理論の射程
進藤 雄三

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2006年04月22日

●神野 直彦・澤井 安勇: ソーシャル・ガバナンス

個人でもなく国家でもなく,その中間に存在する市民社会の領域に,いかにガバナンス機能を確立していくのか,新しい提案が論じられている.

ソーシャル・ガバナンス 新しい分権・市民社会の構図ソーシャル・ガバナンス 新しい分権・市民社会の構図
神野 直彦 澤井 安勇

東洋経済新報社 2004-01-30
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2006年04月21日

●Nigel C. Benson: マンガ心理学入門

心理学の本も多少は読んだりしていますが,系統だって心理学のことを理解しているわけでもありません.そこで,たまたま目に付いたので購入してみました.マンガとは名づけられているものの,ほとんど文章で,挿絵がある程度ですので,とてもマンガとはいえませんが,心理学がどういう学問なのか,おおよそのところは理解できそうです.

マンガ心理学入門―現代心理学の全体像が見えるマンガ心理学入門―現代心理学の全体像が見える
ナイジェル・C. ベンソン Nigel C. Benson 清水 佳苗

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2006年04月19日

●柳町光男: カミュなんて知らない

柳町光男: カミュなんて知らない(シネモンド)

柳町監督の久しぶりの作品.大学の映画サークルで,映画製作がされる情景が描かれています.登場人物が多く,話もいろいろ展開するにもかかわらず,破綻することもなく,ずっと観続けさせます.その意味で,すごくよく考えられて作られた作品だと思います.日本映画のなかで,ここ数年でも上位にくる面白さでした.しかし,酔っ払っていたため,予告が流れている間に寝てしまい,長回しで凝っていたらしいオープニングを見逃してしまいました.日曜の夕方でしたが,観客はそこそこいました.金沢では1週間しか上映されないのが残念.


2006年04月17日

●アン・リー: ブロークバック・マウンテン

アン・リー: ブロークバック・マウンテン(ユナイテッド・シネマ金沢)

1950年代のカウボーイの同性愛が描かれています.監督は台湾出身ですが,ニューヨーク大学などで映画を学び,ほとんどアメリカで活動しているようです.アカデミー監督賞やベネチア映画祭金獅子賞など,さまざまな賞を受賞している作品ということで,観てみました.もちろん,性的関係を結ぶ場面なども多少は描かれていましたが,ほとんどは同性愛に対する偏見の目が厳しい状況のなかで,20年間も持続するその関係性のありように焦点が当てられています.同性愛は,一時的な関係が多いなどとも言われていますが,実際にはどうなのでしょう.観たときは,それなりにうまいものの,強烈な印象を残すものではありませんでしたが,しばらくしてから,ジワジワと来ましたので,悪い映画ではなかったのでしょう.

月曜日のレイトショーの前の回.観客はたったの4人.アカデミー賞で多少は話題に上っていたと思うのですが,平日だとこのようなものなのでしょうか.これでも,シネコンだと成り立つのでしょうか.


●ジェラード・デランティ: コミュニティ

イギリスの中堅の社会学者による著作.著者については,Social Theory in A Changing Worldという以前の著作ではじめて知ったが,イギリスではたぶんそこそこ活躍している人なのだと思う.コミュニティという概念は社会学のなかでとても重要な概念だと思うが,そういう概念多くの例に漏れず,あいまいでわかりにくい面も持ている.とりわけ,今日,コミュニティをいかに捉えるかが非常に重要になってきている.この著作では,コミュニティ概念が誕生するところから現在における状況までが簡潔に論述され,またコミュニティの未来に関する独自の見解も提出されており,非常に役立つ本だと思う.

コミュニティ グローバル化と社会理論の変容コミュニティ グローバル化と社会理論の変容
ジェラード・デランティ 山之内 靖 伊藤 茂

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2006年04月10日

●速水 敏彦: 他人を見下す若者たち

他人を見下す若者たち他人を見下す若者たち
速水 敏彦

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2006年04月06日

●『日本の論点』編集部: 10年後の日本

10年後の日本10年後の日本
『日本の論点』編集部

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2006年04月03日

●ベーゼンドルファーを弾くvol.5 上野耕路

金沢21世紀美術館で開催された上野耕路のコンサートに行ってきました.上野さんのピアノに,フルート,トランペット,バリトンサックス,ソプラノといった形式で,ダンスがあったり,映像に合わせて演奏したりするものでした.おどろおどろしいものを期待していたのですが,どちらかといえばかなりにぎやかな音楽でした.

しかし,演奏のあいまの上野さんのトークで,そんな音楽の印象がきわめて薄いものになってしまいました.それほどトークが強烈でした.もちろん,しゃべることを商売にしている人ではないけど,人前でこれだけたどたどしくしゃべる人もまた珍しいのではないかと思いました.やはりどこか変わった,強い印象を残す,興味深い人でした.

●竹内 一郎: 人は見た目が9割

外見には昔から関心があります.というのも,見た目の影響力というものは,非常に大きいと思うから.人は見た目で判断してはならないというけれど,実際にはかなりの部分が見た目で決定されるように思います.しかし,この本は期待はずれでした.中身も確認せずに買うべきではありませんでした.表面的なことがさらっと書いてあるだけで,つっこみが足らず,得ることはあまりありませんでした.

人は見た目が9割人は見た目が9割
竹内 一郎

新潮社 2005-10
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