●第3回男女の生活と意識に関する調査
厚生労働省と社団法人日本家族計画協会による「第3回男女の生活と意識に関する調査」の結果が公表されたようだ.毎日新聞の記事によると,10代のほうが他の年代より初めての性交について重大なものと考えているという.また,性交経験率も20代の人の回答より低くなっていることから,性の低年齢化に関しても,歯止めがかかったとされている.少し怪しげな解釈に思えるが,実際のところどうであろうか.
セックスレスに関しては約35%で,2004年の調査よりさらに3%高くなっているそうです.こちらに関しては歯止めがきいていないようだが,どこまでセックスレスは広がるのだろうか.
セックス:「性」にまじめな10代 初めての性交「重大」8割超/避妊よく相談53% ◇初めての性交「重大」8割超/「相手と避妊、よく相談」53% 性についての姿勢を各世代に聞いたところ、10代が最もまじめに考えていた。一方、夫婦のセックスレスは年々増え全体の3分の1を占める。厚生労働省と社団法人日本家族計画協会の「第3回男女の生活と意識に関する調査」から見えてくる「現代の性」は--。 調査は全国の16歳から49歳の男女3000人を対象に実施。調査期間は昨年11月2~26日で、回収率は51・9%。 10代(16~19歳)に15歳当時の性交経験率を聞いたところ、女性は8%、男性は11%だった。20~24歳は女性12%、男性14%で、性体験の低年齢化には歯止めがかかっているようだ。 初めての性交への考え方も、16~19歳の8割以上が「重大なこと」と答え、全年代の平均の7割を上回った。また、初めての性交のきっかけは「なんとなく」が40~44歳の男性で17%と最多なのに対し、16~19歳の男性は6%だった。 初めての性交時の避妊については、10代男性の82%が行っており、全体平均の66%を上回った。「避妊方法について相手と相談しているか」の問いにも10代女性の53%が「よく相談している」と回答、全世代の中で最もよく話し合っていた。 ◇セックスレス、3分の1超す 婚姻関係にある人で、1カ月以上性交のない「セックスレス」(日本性科学会の定義)の人は34・6%で、前回04年の時より3ポイント高くなった。 理由は「面倒くさい」19%▽「出産後、相手の一方的なセックスに」14%▽「セックスより趣味など楽しいことがあるから」13%などだった。 調査した家族計画協会の医師、北村邦夫さんは「若者の性モラルは乱れていると思われがちだが、実態は今の40代よりも性に対しまじめという結果になり、興味深い」と話している。【小川節子】 毎日新聞 2007年5月9日 東京朝刊