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2006年12月01日

●クリント・イーストウッド: 父親たちの星条旗

クリント・イーストウッド: 父親たちの星条旗(ワーナー・マイカル・シネマ金沢)

イーストウッドが来日してプロモーションをするなど,日本ではそれなりに話題になっている作品だ.イーストウッド監督の作品はほとんど観てきたが,冒頭からあまりらしさを感じることがなかった.イーストウッド本人はもちろんのこと,有名そうな俳優も出ていない.誰か一人がとくに目立つということがない.したがって,派手なところは何一つない映画だ.だが,物語がしっかり描ききられており,あっさりしているようで濃厚だ.映画としてやるべきことがしっかりなされているからだろう.しかし,そういうことがきちんとできる人は少ない.

すでに公開されて日もたち,平日のレイトショーであるとはいえ,観客は自分を含めて3人.そんなものだろうか.この作品は,それなりに注目はされているが,ヒットにはほど遠いのだろう.果たして,日本編の『硫黄島からの手紙』はどうだろうか.

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