●大黒岳彦: 〈メディア〉の哲学
本書は,ルーマンの社会システム理論を用いて,メディア理論を構築しようという野心的な試みである.マクルーハンやベンヤミン,キットラー,デリダをルーマンと結びつけて,メディア論の問題の解明がなされている.ルーマン理論を内側から破る,とされているが,果たしてそれは可能であったのかどうか.興味深いところである.
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緒論 メディア論の何が問題なのか?
第1部 ルーマン以前(代表的メディア理論の概観)
第2部 ルーマン・メディア論の構図(ルーマン社会システム論のメディア論への接続)
第3部 ルーマンのマスメディア論(システム論とメディア論の併存と拮抗)
第4部 メディアの一般理論のために(ルーマン理論を内側から破る)
