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2006年09月22日

●結婚と出産に関する全国調査

2005年6月に行われた第13回出生動向基本調査 結婚と出産に関する全国調査 独身者調査の結果が発表されました.未婚者のほぼ9割がいずれ結婚することを望んでおり,これは過去の調査に比して若干の増加傾向にあることが示されています.また,男女交際は低調な傾向にあるとされ,未婚女性の約4割が交際相手がいないそうです(男性は5割超).実感としては,20代後半くらいの女性など,ほとんど交際相手がいるように思いますが,そうでもないのでしょうか.

未婚である理由としては,「適当な相手にめぐり合わない」がもっとも選ばれており,ついで「自由や気楽さを失いたくない」,「必要性を感じない」が多く選ばれています.実際のところ,「結婚しない」のか,「結婚できないのか」,よくわかりませんが,「適当な相手」など果たしているものかどうか.あるいは,適当な相手との出会いなど簡単にあるのかどうか.

さらに,この調査では,性経験についても尋ねています.経験者は未婚男性で58%,女性で52%となっています.25歳から29歳の層をとってみても,男女とも25%程度の人が未経験と回答しています.もちろん,この層になると結婚している人も多いでしょうが,それにしても25歳以上の未婚男女の4人に1人が童貞ないし処女ということになります.これは,私たちがふつうに考えている以上に多いように思います.実際には,なかなか性を経験することに恵まれない男女も多いということでしょうか.

経済的な格差拡大の傾向が言われたりしていますが,男女交際においても,一方で積極的に交際をする人と,他方でそういうことにほとんど無縁な人と,格差があるように思います.いずれにしても,結婚観に関して劇的な変化はみられておらず,したがって,未婚・晩婚化の傾向は引き続き維持されるのではないでしょうか.

 国立社会保障・人口問題研究所は22日、未婚の男女8734人から回答を得た「結婚と出産に関する全国調査」(05年6月)の結果をまとめた。82年の調査開始以来、減り続けていた「いずれ結婚するつもり」という女性の割合が90%と初めて上昇に転じ、女性が希望する子どもの数も2.10人と前回調査(02年)より0.07人増えた。ただ、男女とも「一生結婚するつもりはない」人の割合が過去最高となり、「交際している異性がいない」女性も過去最高の44.7%に達するなど、理想と現実の間にズレがあることや意識の二分化をうかがわせた。  「いずれ結婚するつもり」という人は、男性は前回と同じ(87%)だったが、女性は1.7ポイント増えた。男性が希望する子ども数は2.07人で、0.02人の増。「独身はよくない」「結婚に犠牲は当然」などと答えた人が男女とも前回を上回り、同研究所は「家族や結婚を支持する意識に復調がみられる」と分析している。  一方、妻に専業主婦を期待する男性は5.7ポイント減の12.5%。女性に結婚生活と仕事の両立を求める男性は9.5ポイント増の28.2%で、同研究所は「男女の意識は復古調でなく、次の段階に進む兆し」とみている。  それでも、「一生結婚するつもりはない」と答えた人は、男性が1.7ポイント増の7.1%、女性は0.6ポイント増の5.6%。結婚を望む人でも、1年以内については「するつもりはない」が20代後半の女性を除いて増え、結婚を先延ばしする意識は依然増えている。男性の場合、自営業者の60.5%、正社員の56.3%は「1年以内に結婚したい」と答えたものの、パート、アルバイトの人は29.5%にとどまった。(毎日新聞)

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