●イギリス総選挙
イギリスの総選挙において,労働党が3連勝することが確実だそうです.ブレア首相がイラク戦争参戦でかなり人気が低下していると伝えられていましたが,イギリス経済における好景気が労働党政権を後押ししたようです.イギリスの好景気は,ブレアの「第三の道」政策によってももたらされたものなのでしょうか.「第三の道」もはや忘れられようとしていますが,ここらでイギリスを例としてきちんと検証してみるべきだと思いますし,その価値は十分にあるでしょう.
5日投票された英国総選挙(下院選、定数646)は同日午後10時(日本時間6日午前6時)に投票が締め切られ、即日開票に入った。
6日午前4時5分(同日午後0時5分)現在の獲得議席は、労働党312、保守党126、自民党43で、労働党が同党史上初の総選挙3連勝を達成するのは確実な情勢だ。
世論の反対が強かったイラク戦争参戦などでブレア首相の人気は低下していたが、労働党は長期間続いている好景気を「労働党政権の実績」として選挙戦の前面に出し、有権者も変化を望まなかった。
英BBCの6日午前2時30分現在の最終議席予測では、労働党357(解散時410)、保守党201(同162)、自民党59(同54)となり、解散時に161あった与党と野党全体との議席差が、68議席まで減少すると予測している。
同首相は3期目任期終了後の辞任を明言しているが、与野党の議席差接近で、今後の政権運営は困難が予想される。3期目途中でのブラウン財務相への政権禅譲もささやかれており、任期を全うできるかどうかがブレア3期目の焦点となる。
ブレア首相は6日未明、イングランド北部の選挙区での当選スピーチで、「国民が労働党政権の継続を望んでいることは明らか」と述べ、勝利に自信を示した。同時に、「議席差縮小については、慎重に、賢明に対応しなくてはならない」と語り、表情を引き締めた。
英国では保守党のサッチャー元首相が79年、83年、87年の3度の総選挙を連続して勝った前例があるが、労働党の3連勝は初めて。