●基本的法制度に関する世論調査
死刑制度を容認する人が過去最高の8割となったそうです.死刑制度の賛否はせいぜい半々ぐらいだと思っていたのですが,これほど多くの人々に容認されているのだとは知りませんでした.いわゆる先進国で死刑制度が残っているのはアメリカと日本だけだということは知られていると思いますが,日本ではなぜこれほど死刑制度が容認されているのでしょうか.もちろん,犯罪抑止力に対する期待ということもあるのでしょうが,それだけではないとも思います.
内閣府は19日、死刑制度など「基本的法制度に関する世論調査」結果を発表した。死刑制度を容認する人は1999年の前回調査から2.1ポイント増の81.4%で過去最高となった。これに対し、「どんな場合でも廃止すべきだ」と答えた人は2.8ポイント減の6.0%。凶悪犯罪が相次いだことで死刑容認の傾向が強まったとみられる。
調査は昨年12月に全国の成人男女3000人に面接方式で実施し、有効回収率は68.3%。
死刑を容認する理由(複数回答)は、「凶悪な犯罪は命をもって償うべきだ」(54.7%)、「死刑を廃止すれば凶悪な犯罪が増える」(53.3%)、「被害者や家族の気持ちがおさまらない」(50.7%)など。死刑廃止を求める理由(複数回答)は、「生かして罪の償いをさせた方がよい」(50.4%)、「裁判に誤りがあったとき取り返しがつかない」(39.0%)の順に多かった。
死刑がなくなった場合、凶悪犯罪が「増える」と答えた人は5.9ポイント増の60.3%、「増えない」は2.4ポイント減の6.0%で、死刑制度の犯罪抑止力を期待する傾向も強まった。