●おひとりさま
女性一人向けのサービスが拡大しているようです.確かに,一人でいろいろなことを楽しむ女性が増えているのかもしれません.それに,女性一人でも,何とかさまになるように思います.しかし,男はなかなかそうはいかない.中年男性一人というのは,とてもわびしい感じがして,なかなか難しいように思います.そのように男性と女性で違って感じさせるのは何なのでしょうか.
店は、女性の1人客の要望に応じて一品料理の量を加減し、不必要に話し掛けないよう気をつかっている。「静かに食事したい方もいらっしゃいますから」
女性向けに1人用テーブルやカウンターを設けたレストランもある。
JTBは2001年4月から、首都圏と関西を中心に「自由気ままにひとり旅」という、平日に女性が1人で温泉旅館に泊まるプランを始めた。
群馬県・草津や静岡県・修善寺などの温泉旅館が一泊二食付きで2万円台。友人と一緒の休日を取りにくいOLらに人気だ。
同社の広報担当者は「長引く不況で団体客が減り、旅館も女性の1人客を無視できない時代になったのでは」と話す。
■主婦も 「結婚しているかどうかにかかわらず、精神的に自立し、他人とも共存できる女性」を「おひとりさま」と定義したのは、ジャーナリストの故岩下久美子さん。
岩下さんは11年、女性1人で楽しめる飲食店や旅館をインターネットで紹介する「おひとりさま向上委員会」の活動を始めた。
「やっと社会に受け入れる態勢ができた」と同委員会代表の葉石かおりさん(38)は話す。需要は以前からあり、女性の意識自体に変化はない。「1人の女は寂しいもの」といった偏見がなくなってきたのが、市場拡大の一因だという。
夫と娘2人がいるビデオジャーナリスト、白石草さん(35)が「おひとりさま」になるのは、仕事の行き帰りに新幹線でビールを飲みながら弁当を食べるときだという。
「子育てや介護で忙しい主婦が自分のために部屋を掃除して午後はおいしいケーキを1人で食べる、というだけでもいい」と白石さんは話す。
「誰にも依存せず自分と向き合う時間を大切にする。そんなかっこいい生き方の女性が『おひとりさま』なんです」