●石川県教委基礎学力調査
朝食を摂る子のほうが成績がよい,という調査結果が出たそうです.記事では生活リズムの影響とされています.確かに生活リズムのこともあるのかもしれない.それは否定しませんが,けれども,家庭環境の顕著な差ですよね.朝食を食べさせるような家庭と,朝食も食べさせる習慣のない家庭.子供のころ,家で朝食摂るのは当たり前でしたが,いまではそうでもないのでしょうか.
朝食を必ずとる子はほとんどとらない子に比べて勉強ができることが、石川県教委の基礎学力調査で分かった。朝食を食べる小学四年のペーパーテストの平均点は七十一・六点だったが、食べない子は五十三・四点と十八・二点もの差が出た。県教委は正しい生活リズムが学力向上に欠かせないとして、家庭への啓発を進めることにした。
県教委の基礎学力調査は今年で三年目。県内の小学四年、同六年、中学三年を対象とし、五月に国語や算数などのペーパーテストとアンケートを実施、二十六日に結果の概要を公表した。
今回初めて、朝食と平均点の関係を調べたところ、必ず食べる子とほとんど食べない子でそれぞれ、小学六年は六十六・八点と五十三・八点で十三点差、中学三年が六十一・八点と四十六・二点で十五・六点差だった。小学四年の十八・二点差が最も大きかった。
県教委は「朝食を食べることで授業中に脳が活性化する。ゆっくり朝食をとるには早寝早起きも必要になる」(学校指導課)として、子どもたちの生活リズム全体を見直さなければならないと考えている。
このほか今回の基礎学力調査でも昨年に引き続き、本をよく読む子ほど学力が高い傾向がみられたほか、算数の面積を想像する問題で、机の大きさ程度を運動場の面積と答える子どもが多いなど、日常生活での学習体験が基礎学力にも反映されることが明らかとなった。
調査は学校の指導法を改善するために実施されているが、今回の結果を受け、県教委は「学力向上へ家庭の協力も求めたい」(同課)としている。