●文化に関する世論調査
文化に関する調査で,3回目のようです.でも,回収率が70%近いって,どうしてでしょう.全国調査で,なにゆえそんなに回収率が高いのか.不思議です.
結果について言えば,単純に高級文化に関する関心が低下しているようです.高級ではない文化(サブカルチャー)にさえ,関心がなくなってきているかもしれません.でも,それが事実だとして,その理由はなんなのでしょうか.では,何をやっているのか.他に何に関心を持っているのか.よくわかりません.
映画や音楽は自宅で鑑賞――。文化・芸術を映画館やホール、劇場に足を運んで鑑賞するのではなく、テレビやCDなど家庭のなかで楽しむ傾向が強まっていることが、内閣府が24日付で発表した「文化に関する世論調査」でわかった。「趣味や娯楽が多様化する一方で、伝統芸能に関心が向かなくなっている」と文化庁は指摘している。
調査は87、96年に続き3回目で昨年11月に全国の成人3000人を対象に実施、回収率は69.8%。
映画や音楽、演劇をこの1年間にホールや劇場などの施設で鑑賞したことがあると答えた人は50.9%で、96年前回調査の54%.4%から減少。一方、テレビやビデオ、CD、DVDなど家庭用機器で鑑賞すると答えた人は86.5%で、前回から0.9ポイント減ったが、高い水準を維持している。
施設で「鑑賞したものはない」と答えた理由は「あまり関心がないから」が39.5%で、前回から11.7ポイント増加。ただ、「近くで公演や展覧会などをやっていないから」が20.3%から13.0%に、「情報が入手できないから」は8.1%から4.4%に、それぞれ減っていた。施設の充実や情報の入手が、施設に足を運んでの鑑賞には結びついていないことをうかがわせている。
また、歌舞伎や文楽、落語など伝統芸能を施設で鑑賞したことが「特にない」と答えた人は74.2%(前回比3.1ポイント増)。理由としては「関心がないから」が39.5%(同10.4ポイント増)で最も多かった。