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2004年01月24日

●塩野谷祐一編: 福祉の公共哲学

福祉の公共哲学
塩野谷祐一編, 2004, 福祉の公共哲学, 東京大学出版会.


社会保障を中核とする福祉国家・福祉社会の「制度」と「理念」はどうあり,どうあるべきか.ロールズ,セン,ドォオーキン,ノージック,ハイエクなどの規範理論の対立的構図を乗り越え,福祉国家システム像の再構築をめざす.

目次
はしがき
第1章 社会保障論の公共哲学的考察−その歴史的・現代的展望− 山脇直司
第2章 二つの「方法論争」と福祉国家−経済学と倫理学との思想史的接点− 塩野谷祐一
第3章 ロールズの正義論と福祉国家 塩野谷祐一
第4章 ロールズにおける「福祉国家」と「財産所有制民主主義」 渡辺幹雄
第5章 センの潜在能力アプローチと福祉国家システムの構想 鈴村興太郎
第6章 ハイエクと社会福祉 嶋津格
第7章 ロナルド・ドゥオーキンの倫理的責任論 長谷川晃
第8章 リバタリアンが福祉国家を批判する理由 森村進
第9章 分配論の構図 立岩真也
第10章 福祉にとっての平等理論−責任−平等主義批判− 盛山和夫
第11章 福祉国家の改革原理−生産主義から脱生産主義へ− 新川敏光
第12章 就労・福祉・ワークフェア−福祉国家再編をめぐる新しい対立軸− 宮本太郎
第13章 福祉国家とケアの倫理 今田高俊
第14章 正義とケア−ポジション配慮的〈公共的ルール〉の構築に向けて− 後藤玲子
補論1 福祉公共哲学をめぐる方法論的対立−コミュニタリアニズム的観点から− 小林正弥
補論2 規範理論の整合化と重層的福祉保証の構想 後藤玲子
索引(人名/事項)

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